公式ブログへ移行後、初の投稿になります 。
PUNCHLINE45 カラー:クリアボラ

関西ライトゲームアンバサダー阪中です。 よろしくお願いします。
花粉症真っ最中のこのタイミングでブログ当番となりますと…
書くならば…
やはり、この時期に楽しい「春告魚」メバルですね!
やはり、この時期に楽しい「春告魚」メバルですね!
私個人も待ち望んでいたプラグ「DOVER46 SLOW SINKING」(以下ドーバー46SSとします)もリリースされたことですし、 アピアライトゲームルアーを軸に普段私がメバルを狙う上での考察や、それに沿ったルアーの選定、使い方を少し書かせて頂きます 。
あくまで個人的な見解だ!という点もあるかと思いますが、初心者の方はもちろん、沢山の方のステップアップへ繋がるものになれば嬉しく思います。
さて、メバリング といっても場所や狙いのサイズなどで多種多様な釣り方があります。
その中で今回ご紹介したいのは、自身が最も楽しんでいる20センチ半ばくらいまでがアベレージの「ライトなご近所メバリング」です。
具体的に言いますと、大型狙いの磯や潮のガンガン流れるところではなく、比較的足場の良い漁港などの常夜灯まわりを中心に、周辺のテトラや小磯までをポンポンとランガンしていくような釣りの事です。
そこで私がメインにローテーションしていくルアーをご紹介します。
■プラグの使い分け
〇シンキングペンシル
まずはシンペン 。飛距離が出て広範囲に探れて、沈ませてタナも探れるのでサーチベイトとしての役割もあります。メインルアーはパンチライン45。
もちろん喰わせる能力も高く信頼のおけるルアーです。
冒頭の画像は尺メバルになりますが、これもパンチラインでの釣果です。

ヘッドに水受けすると程よい巻き抵抗。これでルアーの位置や動きが分かります。特にナイトゲームではこの巻き抵抗は恩恵を受ける事が多いですね。
〇ミノー
次はミノーです。まあ、、、シンペンもミノーですがここではあえて分類します。
ミノーに関しては、先日発売のドーバー46SSがメインアイテムになりつつあります。
私はメバルのプラッギングを始めた頃から軽量ミノーをよく使っていました。
なかなか気に入るものがなくブラックバス用として出てるものなどを流用していました 。
メバルミノーに求める要素は、簡単に言うとフォール姿勢とスローに見せられる事。 飛距離などはシンペンなどに任せるので、私の場合はそこまで重要ではありません。
このスローに見せる・水平を意識したフォール姿勢に拘って完成したのがDOVER46SSです。
あまりにナチュラルでメバルが口を使う為に必要な多くの要素が盛り込まれているので、最近ではミノーはドーバー46SS一択の状態です。
〇ワーミング
PRONTOは基本的にはフォローで使うことが多く、いきなり投入することはほぼありません。
ハードルアーであたるが乗らないという時や、ヒットしてもよく外れてしまう時、根やストラクチャーの際をハードルアーでは探りきれてないであろう時に使用します。
PRONTOの特徴として、真っ直ぐにセットさせやすいスリット付きの構造になっています。
そのスリットの効果は掛かりやすさにも反映されています。
ほとんどの場合ヒット時にスリット効果でPRONTOが折れ曲がり、フックが綺麗に露出しています。
これは色々なジグヘッドで試しましたが効果があったので、今までのお気に入りジグヘッドにあわせてみてもらっても良いと思います。
私のカラーは選択はグローを中心にクリア系、ソリッド系を反応をみながら使います。
アピールを抑えて小さくみせたいならクリア。逆にアピール力を増して、しっかりと見せたいならソリッドが基本です。あとは潮色や常夜灯の効き具合などを考慮して選んでいきます。
グロー・クリア・明るいソリッド・暗いソリッドと、大まかに四色は最低限用意しています 。
〇こちらは現在開発中★
あとはどうしても欲しかったルアー!
シルエットも可愛いこのルアー。 こちらは松尾さん監修で開発進行中のフローティングミノーです。
表層から30cm以浅を攻略できますが、タダ巻きはもちろん、くりっと巻いてピタッと止めて食わすなど...このルアーは色々と使い方があるのですが、その中で今回は一点だけご紹介します。
それは「トップウォーター」としての使い方です 。
これからの時期、外灯下や月夜にメバルをやっているとよく見かけるのがメバルのライズ。水面をパチャ!っと賑わしているのは実はメバルという事が多々あります。これらは春先の小さなベイトを補食対象としているのですが、これが通常の攻め方ではまったく無視されることも少なくありません。
そういう時はフローティングのルアーをほぼほぼ動かさずに流したりして狙います 。
この「ほぼほぼ」がキモで、それがやり易いか否かで釣果は大きく変わります。
このパターンが本格化する時期はこれからですが、ハイシーズンに上手くルアーを操作して、メバルがパシュ!っと水面のルアーに食い付く瞬間は最高に楽しく病みつきになります。
これから実釣テストには最高のシーズンを迎えますので、しっかりフィールドで使い込んでいきます。
■メバルのルアーゲーム。キモはやっぱり流れを読む事。
これらのルアーを携えたら、まずポイントに立って流れを予測してみましょう。
どんな釣りでもやはり流れは需要なファクターです。
漁港の常夜灯周りでやるならば、漁港奥に流れを作るような水路はないか?
外からの流れはまずどこにあたるか?
潮がひくタイミングならどう出ていくか?
風はどう吹いているか?などです。
もちろん目にみえる潮目や、泡やゴミなどの動きでも予測できます。
その予測を元に飛距離のだせる パンチラインを…
と!その前に! キャストする前に先ずは足元にドーバー46SSです 。
メバルは何やら危険信号を出すのか、バラシたり、むやみに離したりするとバイトが止まることが多いです。なので、遠くでかけて足元を騒がせる前にまず手前からチェック しましょう。
常夜灯周りの場合は足元はシェードになっていることも多いので好ポイントです。 スローシンキング設定のドーバー46SSは、狭いスポットでもじっくり探れます。
フォール中のあたりにも注意が必要です。 ポイント的にドーバーでカバーできる場合はそのままドーバーで広く探ってもかまいませんが、縦のチェックはドーバーよりも沈下速度の速いパンチラインのほうが手早くできます 。
これで釣れてるならその周辺をチェックしながら、
なぜ釣れてるか?を考えましょう 。
なぜ釣れてるか?を考えましょう 。
■なぜ釣れてるのか?釣れる要素を考える。
根があるのか、明暗の状態(濃淡)なのか。*明暗は外灯だけではなく月明りも考慮して下さい。
流れなのか?ベイトなのか?(マッチしているなど)
棚は?巻きスピードは?
それらを確認すればその一帯では同じ状況下でヒットチャンスがあるはずです。
常夜灯まわりであれば明暗を意識する事は重要ですし、灯りは集魚の大きな条件の1つです。
ですが、灯りは人間が思う以上に深く効いてることも多いです。水の中の明暗のイメージは目に見える分より少し広げると高釣果に恵まれることも多々あります。
■重要なのは「流れ」というお話をしましたが、
その流れを感じる為の手助けをしているルアー達がいます。
軽いルアーを使うライトゲームでは流れを掴むことは難しく感じている方も多いと思います 。
ですが、メバルは本当に流れに正直です。
流れを掴むことは釣ることへの一番の近道だと言えます。
流れを掴むには、まずはパンチライン、アーチヘッドを使ってみてください。
これらは特に抵抗の少ないシンペンやジグヘッドの中でも比較的流れを感じられるようなヘッド形状をしていますので試してほしいルアーです 。
ドーバーなどのリップのついたルアーももちろん潮受けはしやすいルアーになりますが、遠投の先に存在する流れを感じられるのは心強いものがあります。
そして、流れを感じる上で大事なのがルアーに適したロッドです。
グランデージライトシリーズで案内させていただくなら、今回紹介してる釣りでは76よりも74。
そして、 ジグヘッド中心に釣りを展開するなら64になります。
ラインの先に3g程のルアーやそれ以下のものをリグとして行う釣りでは、ロッドの影響はスペックの差では図れないほどに大きいものです 。
ちょっとイメージしてみてください。青物を釣るロッドの先にメバルルアーをつけて操作したらどう感じるでしょう? きっと何やってるか解らん状態だと思います。
説明が極端すぎるようにも思いますが、ロッドから得られる情報はとても多く、タックルバランスが整っていれば感度は劇的に上がります。
当然ながらシチュエーションやターゲットのサイズを考慮した選定も重要です。
ざっくりとメバルゲームのロッドを案内しますと、大型メバル狙いで、且つ根が荒い場所など。往々にして魚を強制的に浮かせたり、止めたりする必要のある環境では76がマッチします。
プラッギングメインで状況によればもっと軽いものまで扱いたい。76を必要とする環境ではないという事であれば74がベスト。74はグランデージライトでも特にメバルに限らず万能なロッドです。
64はソフトルアーをメインにしたり、小型軽量プラグなどを使われる方におすすめです。メバルメインだけど、たまにアジングなどもやってみたいなと言う方にも。

経験技術は重要ですが、ロッドやルアーが補ってくれるものはすごく大きいです。
経験+タックルで釣力あげて春メバル楽しみましょう♪
- 関連記事
-
- 梅雨~初夏メバルの攻略の方法
- 春告魚を楽しんでもらう為の一手
- フロートリグを使ったシャローエリアのデカメバル攻略法