新しいロッドでの挑戦

こんにちは、北海道の井戸川真吾です。 
少し前に室蘭で行われたロックフィッシュトーナメント“Rock on Game”に出場してきました。
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今日のブログでは大会の模様と、今大会で活躍してくれたBrute'の新シリーズであるBrute'TPの 92Hについて書きたいと思います。 
大会当日は、風も強く天気も雨模様、前日には大雨も降り、シャローエリアは水温、塩分濃度も急激に下がっている感じで、魚をキャッチするには一筋縄ではいかない状況でした。このコンディション変化で、シャローエリアからディープエリアに魚が落ちていると思い、まずはGRANDAGE STD. 96MHを手に、遠投先のスイミングアクションで狙いましたがバイトは無し。次はアプローチの仕方をズル引きに変えやってみるもショートバイトで、少しでもリグを浮かせるとバイトが遠のく。かと言ってリグを浮かさないように、タイトにボトムに当ててズル引くとティップが柔らかく、根掛かりをしてしまう。そして、うまく狙った位置にトレースしないとしっかりバイトしてこない。96MHでは魚とのコンタクトが取りにくい状況でした。いつもはここで、96MHで取れない魚は切り捨てて、エリア移動するのですが、試しにTP92Hを投入。このロッドは軽くてバットが強い、そしてティップが柔軟なため、魚を掛けやすく、ある程度の根掛かりそうなカバーでも回避することができます。このロッドなら狙えると思い、持ち替えてアプローチし直すと、ごろ石の上のリーリングもしやすく、ショートバイトでもしっかりとフッキングに持ち込める様になり、狙い通りにスーパーキッカーを連続キャッチ。終わってみれば5360gというスコアで優勝する事が出来ました。
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「何故TP92Hで勝てたのか?」
まず遠投ロッドで9.2フィート?短くない?と思われる方が多いと思います。GRANDAGE STD96MHと比較すると…
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少しズレていますが、右がGRANDAGE STD 96MH、左がTP92H。比べるとグリップ部の長さが違います。つまりグリップから上の長さは同ランクの92よりも長く遠投に特化しています。胸に当てて構えるとこんな感じのイメージ。
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これがいいんです。いつも私はGRANDAGE STD96MHは脇に挟みながら操作しますがTP92Hの場合は脇に挟まずに操作。脇に挟んだ状態でアワセを入れるとロッドの可動域が狭いため、無意識に可動域を補おうとして合わせ方が大きくなり、どうしてもショートバイトに反応が遅れてしまいます。ここが大事で、遠投の釣りをするうえで、課題となるのは遠投先の魚に効率よく合わせるということ。「竿の曲がり+大きく合わせる=魚を掛けるタイムラグ」と私は考えています。ここが一番の悩みでもありました。ですがこのTP92Hは絶妙なグリップの長さで操作性が上がり、素早いカウンターフッキングを出来るように作られています。つまり遠投先のバイトでもいつもと同じモーションでフッキングに持ち込めるのです。そしてロングロッドなのに130g台、片手で操作も簡単に出来る重量で、操作性はかなりいいです。また、持ち手が短い分、キャスト時に力が入らなさそうにも思いますが、力まず竿の反動だけで簡単に飛びますので肝心な飛距離も申し分無し。表記はHですが、ガチガチに硬いのではなく、バイト時はティップが魚をしっかり捉え、ファイト中は綺麗に曲がり、予期せぬ魚の突っ込みがあっても粘りあるブランクでバラす事なく寄せてくる事が可能です。

かなり粘りがある曲がりが印象的。
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50UPであっても楽々です。
もうひとつ今回の大会で重要だったのが「合わせの時のラインの角度」です。いつもなら斜め45度上にフッキングしていますが、このやり方では、何回掛けてもすぐバラす事に気が付きました。そこで、アルファベットのVの角度のフッキングではなく、魚とラインがなるべくL字になるように、ティップを水平か下に向けたフッキングに変えると、これがうまい具合にハマり、そこからはバラシ無しでキャッチする事に成功。ロッドを脇で挟んだ状態でやるとこのアワセはやり辛いんです。ここでもTP92Hのアドバンテージを実感。まさに「TP 92Hが仲間に加わった事により獲れる魚が増えた」そのように思った大会でした。
完成ほやほやのTPシリーズの詳細はまた中嶋プロのブログにて綴られると思います。ロックフィッシュに様々なシーンがある中、アピア の新しい挑戦で作られたトーナメントロッドで、不安やプレッシャーの中、最高の魚をキャッチ出来た喜びは忘れられないものがあります。オカッパリでは超えられないと思っていたアイナメ3本で5キロの世界。今回、TP92Hにより見ることができました。ロッドに感謝です。TP92Hだけではなく、もう一方のラインナップTP77でもどんな魚に出会えるのか、これからのシーズンもさらに面白くなりそうです。
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